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棚物（21）
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更好棚 玄々斉好写
玄々斎が禁裡へ献上のため好んだ棚であるが、はじめは桐の木地で造って献上したが、ご嘉納あらせられず、ふたたび同様のものを造り、黒漆で塗り爪紅（つまぐれ）として献上したところ、今度はご嘉納あらせられた。
さらに好むというところから更好棚と命じたという。
はじめ中棚に棗を飾り、しまうときは中棚に柄杓・蓋置を八の字形に飾り、棗を飾り残すときは、上棚に飾るのが約束である。
※『色絵 扇面流水水指』は別売りです。
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棚物（21）
